パソコンのマザーボードが壊れた場合の対応

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パソコンが故障した場合、故障したパーツに応じた不具合が発生します。たとえば、ハードディスクが壊れた場合は、データの読み込みが行われなくなるのでOSが起動しなかったり、あるいはOSが起動するのに10分以上かかるといったことが起きます。なぜハードディスクが壊れると読み込みが極端に遅くなるのかというと、壊れている部分で読み込みのエラーが出て、そのたびにデータの読み込みをやり直すからです。では、マザーボードが故障した場合はどうなるのかというと、BIOSすら実行できないという状況の場合、画面にエラー画面すら出てこなくなります。

BIOSというのは、パソコンを起動するときに一番最初に実行されるプログラムのことで、OSよりも早く起動します。BIOSはパソコンのハードウェアを管理するプログラムなので、読み込めなくなってしまうとなにも出来なくなってしまうのです。BIOSはアップデートの対象で、アップデートに失敗した場合も、やはりBIOSが読み込めなくなりますが、この場合の対処はマザーボードのマニュアルを見れば書かれており、それほど難しくはありません。ただ、物理的に壊れているため読み込めないという場合は、マザーボードの交換というのが現実的な対応になります。

マザーボードを交換する場合は、接続されているCPUなどのパーツをすべて取り外し、新しいマザーボードに取りつけるという作業が必要になるので、初心者には行えません。メーカーに預けて修理してもらった方がいいでしょう。

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