結束バンドのタイプとその特徴

by:

IT・通信関連タイプ結束バンド

ケーブルをはじめ、主に束ねる目的で使用される結束バンドにはいくつかの種類が存在します。まずロック部分にネジを通すための穴が空いている、ネジ留め結束バンドから見ていきましょう。このタイプは、ケーブルを束ねるだけでなく壁やパネルなどに固定できます。ケーブルが遊んで、床や視界を邪魔するという現象を防げます。

ロック機構の付近に、ペンで書き込むことができるマーカータイもよく使用されている結束バンドの一種です。束ねたケーブルの機種名や、用途を書き込むことで管理が可能となります。機器と配線が多い部屋や、混同すると業務が滞るような場所で使うと活躍します。同じ機器を複数持ち込んで、紛らわしくなるといった現場でも便利なタイプです。

テフゼル結束バンドは、樹脂の1つであるテフゼルと呼ばれる素材が使われているタイプです。テフゼルは非常に強度が高い素材であり高温・熱や放射線、紫外線への耐久力が高くなっています。そのため屋外での使用はもちろん、化学プラント・研究所や原子力発電所など通常の結束バンドにとっては過酷な環境下での使用に最適です。ステンレス製の素材を用いたのが、文字通りステンレスバンドと呼ばれています。

ステンレス製であるため熱への耐性が高く、束ねる際の力も強力です。目通しをしただけでロックが掛かり、結束機能が働くという特徴もあります。屋外はもちろん地下に埋もれるような、過酷な環境でも使用できます。その強度・耐久性から、電線・電柱の結束に用いられることもあるタイプです。

結束バンドのタイプのことならこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です