インターネットをするには、必ず室内にlanケーブルを敷設しないといけません。一般家庭であれば、モデムを置いている場所の近くにパソコンやテレビがあるでしょう。約10メートル程度のケーブルがあればことが足りますが、企業や事業所・学校といった施設ではそうはいきません。外から引き込んだ回線と中央分離装置から、敷地内全体にlanケーブルを敷設するには、50メートル以上のlanケーブルが必要です。
ここでは、50メートル以上のケーブルを生み出す方法を簡単に見ていきます。その方法とは、延伸アダプターを使用することです。一般的なケーブルは20メートルまでしか販売をされていません。それは長くなるほど通信速度が低下をするからです。
ところが50m以上の長さを生み出す延伸アダプターを用意すれば、自由自在な長さでlanケーブルを生み出すことが可能です。延伸アダプターにはブースターという機能が備わっており、弱くなったデータを再びもとの強さに戻すことができます。そのため敷地全体で高速通信が可能というわけです。lanケーブルの弱点を補いつつ、活用しやすくしている周辺機器といえるでしょう。
家電量販店からネット通販サイトでも買い求めることができ、1個980円前後で販売されています。一般家庭でも短いと思うことがあれば、異なった長さのケーブルを組み合わせて延伸させることができ、非常に便利にネットライフを送れるアイテムになります。